プラチナエイジの晴釣雨学

65歳からの充実ライフを共創する情報発信チャンネル

7th ネットワークがフィッシングライフを一新させるんですよ!

はじめに

11月17日に初の投稿から、昨日、おかげさまでトータル150のアクセスを頂きました。

それにどんな意味があるのか、今の私にはまだ分かりかねますが、このブログを続けるモチベーションに影響を及ぼそうとしていることは事実です。

これからも私なりに綴って参りますので引き続きよろしくお願いいたします。

 

早くも連載7回目となります今回は初の数釣り、その後私の師となる達人との出会い、彼らが定期的に行なうサーフクリーン活動についてを書いてみたいと思っております。ではスタート!

釣りというのは、釣れば釣るほど夢中になるんですよ!

令和3年4月からサーフフィッシングを始めて、ファーストフィッシュは小さいマゴチで約3ヶ月掛かって、それは6月後半のことでした(写真付き、詳しくは6回目参照)。

私はその1か月後の7月にTwitterを始めました。プロフィール欄にこう書いてます「情報が俺の釣りを熱くする」つまり一人でコツコツやるだけでは成果が上がらず、広く情報収集して分析して予測して釣りという世界に向き合うことが大事だと思ったんです。

またフィールドでは多くのアングラーさん達と出会いがあります。皆さんが私にTwitterやってますか?と聞いてくるんです。どうしてかな?全く分かりませんでしたがTwitterが貴重な情報源になるとアングラーさん達は気づいていたんですね。

サーフでの私の釣果は相変わらず厳しい状況でした。そんな時にTwitterで目が点になるツィートを見つけたんです。それは県南のABK河口での釣果でした。早速、出向きましたよ。

圧倒的に魚影が濃く、必ず誰かが釣れている、その光景を見て驚いた記憶があります。ただネックがありまして、とにかく根掛りが多く行けば必ずルアー2~3個ロストします。それでも魚を求めて行っちゃうわけですね。

ある日、ジグと呼ばれる鉛のルアーを投げて巻いていると突然ジジジジィ!ガガガァ!と走るアタリがありました。強烈なヒキに耐えて何とか姿を見せたのがデッカいシーバス!背中にフックが掛かってまして、この世界では「スレ」って言うんです。

この河口はご年配の方々がガラ掛けという漁法でシーバスを捕ってます。私が釣ったシーバスも方法は違っても結果的には同じでした。食わせる釣りではなく引っかける漁法、つまり狩りに近いものです。シーバスは群れで回遊しますから群れに当たれば一投一匹です。まるでカツオの一本釣りのように釣れます。サーフで1日中ロッドを振って1匹が精いっぱいの私にとってはその光景はパラダイスに見えました。

そんな試行錯誤しながら、熱量だけは負けない63歳のチャレンジが続いていたんです。

 

忘れられない8月22日の事

早朝4時半に自宅から最も近いサーフに入りました。先行する方達がいましたがキャストミスして方向が定まらない私でも大丈夫なスペースがありました、ラッキー!

いつものようにオフベイトというジグでツンツンとシャクってました。ズんッ!根掛り?いや待て、ここはサーフだ、河口ではない!何だ?グッググ!魚だ!ジジジッ!リールが悲鳴を上げる!デカい!釣りたい!バレルな!と思いきや、突然、スッと軽くなった!あぁ!バラシた!ショック!

めげないでまた始めました。また同じようなアタリだ!今度こそ!少し慎重にやり取りしたが、結果は同じでした。岸から5,6mのブレイクで引波にやられたのです。近くにいた若者達は次々に良型を上げるんです。これこそが技術的な差であり、私の課題の一つだったんですね。やっと掛けることはできて、あとは取り込みです。でもそれこそが釣果に直結する大事なスキルなんです。

近くの青年が見かねたのでしょうね、私にアドバイスをしてくれたんです。「ロッドはねかせて魚を寄せて、近くに来たら波を予測して、寄波で一気に上げましょう!」嬉しかったですよ。バラしてばっかりでお気の毒と思ったのかもしれませんが、声をかけて頂き、アドバイスをして頂けたのです。

このアドバイスがきっかけでそこから私の人生初爆釣がスタートしました。釣った本人が一番びっくりしたものです。60㎝オーバーのマゴチを宮城ではマーゴンと言いますが、なんと私にマーゴンが来てくれたんですよ。そして夢中になって気づけばご覧のような大漁!これでも50㎝以下の4匹リリースしての釣果ですから、もうね、大感動でした。(今、思い出しました!私の爆釣を記念してか(笑)11時過ぎ緊急地震速報が鳴って怖くなって急ぎ帰ったんでした!)

その教えてくれた青年(今後ここでは達人と呼びます)はもっとすごくて、釣れる場所を私に譲り、ご本人は少し移動します。動いた所でまたすぐに釣り上げるのです。しかもそのほとんどがマーゴンだったんですよ。どんなルアーを使ってどのように操作しているのか、とても気になってずっと見てました。ルアーは初めて見るもので思い切って聞いたら「ジョルティの22gですよ」って教えて頂きました(後日、ジョルティを探しに探すわけですが人気ルアーでなかなか入手出来ませんでした。)

その時に出会った達人とは今でもお付き合いさせて頂き、様々なことを教えて頂いております。テクニックは見て覚えることが中心ですが、それ以上にとても大事な①アングラーのマナー②アングラーの心構えは都度、語って頂けてとても勉強になっております。

8月22日、それは突然の出来事でした!

その達人達が月に一度、定期的にサーフクリーン活動をしています。継美隊という全国的な組織の仙台南版?だと思います。ファミリーで、カップルで個人で様々なカタチでの参加です。この活動の中心、H隊長の続けるチカラ、仲間たちを集めるチカラに感服します。行政の協力を頂き調整しながら継続してるんです。とても勉強になります。私はこの活動に参加してから(当たり前ですが)どこでもゴミをポイ捨てしなくなりました。それを身近なところから広めようと努めております。

釣り人は時として白い目で見られます。テグスが絡まった小鳥の映像や捨てられたゴミの光景が目に焼き付いているからです。そんな中「釣り人がいれば水辺はキレイになる」をスローガンに黙々とゴミを拾う多くの若者たちの姿に私は感動したのです。ある仲間は釣りに行くたびに必ずペットボトルを一袋拾います。自分の家庭に持ち帰り、その地域のルールに沿って処分しています。彼は当たり前のようにひと袋運動と言ってます。

月一恒例のサーフクリーン大作戦!

ここで出会ったご縁に感謝しながら、この趣味に足を踏み入れた偶然に誇りを感じてこれからもサーフに向かって行きたいと決意しております。

 

今回はここまでとします。

明日から所用で数日間留守にしますので次回は12月13日以降です。

内容は「今年1月20日解禁の石巻市追波川のサクラマス釣り」デビューから感涙の一匹までを予定しております。そこでも素敵な仲間たちとの出会いとドラマを綴りたいと思います。

乞うご期待!

 

 

6th ファーストフィッシュとの出会い

私の釣りは令和3年4月、63歳のタイミングで釣り具一式を買って、本格的にスタートしたわけです。何かを始める時はワクワクが止まらないものです。今回のサーフフィッシングも期待度MAXで不安なんかZEROでした。ただ分からないことばかりで【調べる、聞く、やってみる、真似る】を繰り返すのみでした。

はじめてサーフに行った時のことは忘れられませんね。

いよいよデビュー戦です。その地は仙台サーフで震災遺構の荒浜小学校の正面です。釣具店Fチーフのおすすめポイントでした。「正面にテトラがありますからそのキワなんか、変化があって面白いかもね」そんな感じでした。

駐車場に停めて、防潮堤から海を見て、わぁーお!声が出ました。

早春の陽が海面をキラキラ輝かせて、青い空、白い雲、なんて美しいんだ。

これが第一印象。さぁ、仕掛けを作って始めましょ!(ワクワク×2!)

よしっ!用意はできた!記念すべき一投目!

アレっ!ピューン!ルアーだけが飛んでいった!

この釣りはリールに巻きつけるPEラインとリーダーラインを結束させて、それにスナップを結び、その先にルアーを付けて投げるんですよ。PEとリーダーの結束が難関なので、ずいぶん練習して点検してきたのですが、不安的中!やはりそこがほどけてルアーだけが遠くに消えたわけです。

ワクワク感、期待度MAXな私だったわけです。記念すべき一投目がコレですからね。

私の状況、想像できますか?

こんなはずじゃない!>いやこれが「現実だ!>まず落ち着け!>恥ずかしいな、誰か見てなかったか?>ウソだ、すぐ近くにカップルがいてこっち見てる!>俺、どうする?

何ごとも無かったかのように、涼しい顔して、砂浜を歩くことにしました。

だってPEとリーダーの結束が出来ないんですもの。もう一回、家で練習して出直そう!

とぼとぼ歩きながら、そんな結論が出て背中を丸めて帰ったわけです。

それが私のサーフデビューでわずか一投ですから、これは永遠に消えない思い出です。

釣れたら嬉しいものです

理想と現実のギャップはいつもあります。

今回のギャップはMAXでした。この日はワンチャン、一匹釣って晩酌のつまみに一品!なんて真剣に思っちゃってたからね。

それがたった一投で帰って来るとは!もうね、自室に籠ってせっせとPEラインとの結束をやったわけです。教科書はいつもYouTubeで、◎○式とか、×▽法とかいろんなやり方があるんです。老眼の上、指先が不器用でどの方法が良いのか全く分からず試行錯誤が続きます。でもここを越えなければ次は無いわけですからやるだけっす!

見よう見真似でなんとか編み込み、最終点検でぎゅーって引っ張ってこれなら大丈夫!

よっしゃ!明日また行こう!リベンジだ!そう心に決めたものでした(笑)

ここに身を置くだけでストレスが消えます

当時は週末休みの現役のサラリーマンでしたから、翌日の休日も血気盛んにサーフインしたわけです。今日こそは!私のことですからそんな気持ちで臨んだんでしょうね 笑。

結論から申し上げますと、二度あることは三度ある。自分のシステムがモノにならず

釣りが出来ない事が三回続きました。その三回で最初に買ったルアーを全て失いました。コテンパンにやっつけられるというより、全て自己責任ですから自業自得です。

ルアーも買わなきゃならんし、キャスティングに行ってFチーフに聞こう!と思ったんです。(公開しちゃいましたね。お店はキャスティングです笑)

Fチーフは笑いを懸命に堪えながら、私の話に耳を傾けてくれました。で、FGノットアシストをおススメしてくれたんです。これを使えば大丈夫とのことで早速、ルアーと共に買い求めました。そうそう、釣れた時のためにロッドスタンドも買ったんですよ 笑。

 

ついにその時が来ましたよ!

なにごともなく、GWが過ぎ、5月を経て、6月も……そんな時に突然!

ファーストフィッシュまで約三か月かかりました。仙台サーフだけに何度も通い、見よう見真似でいろいろチャレンジして、テトラで根掛りしたりしてルアーを失くし、せっかく買ったロッドスタンドも差し忘れて失い、何度も挫折しました。

ゴルフの時の悪い癖、すぐ道具のせいにする。いつしか【釣れないのは道具のせい】エントリーモデルだから釣れないんだ!そんな風に考えるようになって5月のお小遣いでロッドとリールを買った事を思い出しました。ネッサとヴァンフォードにしたんだっけ?ルアーもどんどん増えていきました。やれることは何でもするし、やっている!そう自分に言い聞かせるように夢中になっていました。

6月に入ると急にアングラーさんが増えて、他の人たちの釣りを見る機会が増えました。ロッドのしなるビュッ!とする音、私は出ませんでした。私よりルアーがずっと沖まで飛ぶんです。ゴルフでは年齢のわりに飛距離が出ていた私にはとても屈辱的なことで、さらに力むわけです。ゴルフも釣りも力めば飛びません。これも当時は知らなくてロッドが鳴らないんだと思ってました(笑)

釣り人が増えれば当然、周りのアングラーさんの釣果を見る機会が増えていきました。初めて見るマゴチやヒラメ。中には複数枚釣れる人もいたりして。私にも釣れる日が来るのだろうか?

その記念日は突然やってきました!今日も何ごともなく終わるんだろうなって半分諦めて惰性でルアーを投げて巻いていた時に、今まで経験したことのない生物反応。

うっ!なんだ!えっ!まさか!ついに!これか!

夢中でリールを巻き、波打ち際から出てきたマゴチをみて「やったぁ!やったぞぉ!」と叫んでました。一応、釣れた時のためにフィッシュグリップもメジャーも用意してましたから、皆がやってるようにメジャーを添えて記念写真をパシャ!43㎝の小マゴチでした。初モノですし食したい欲求と戦いながらも40㎝ではお気のどくと泣く泣くリリース。でもこの一匹が大きな自信となり、ここから私のサーフフィッシングが本格的に始まるのです。

記念すべきファーストフィッシュですよ!

もちろん速攻でキャスティングに行き、Fさんに報告しました。自分のことのように喜んでくれたことも忘れられない思い出です。

 

今回はここまでとします。

次回は初の数釣り、その後私の師となる達人との出会い、彼らが定期的に行なうサーフクリーン活動などを綴る予定です。

5th サーフフィッシング、始めたよ 

はじめに

とても嬉しいことに実に多くの方々の目に触れているようです。

数多くのブログの中から私の拙文にアプローチ頂きましたこと、改めて御礼もうしあげます。今後もゆるりと更新して参りますので、引き続きよろしくお願いいたします。

さて5回目は釣り初心者がサーフフィッシングをスタートするあたりを綴ります。

予定しておりました「はじめての一匹」は6回目にしますね。

こんなロマンチックなところが遊び場です

サーフフィッシングを始めるイロハ

4回目でも軽く触れてますが、ビジネス引退後の充実のために何か新しいことを始めよう!そう決めたのは令和3年の頂いた年賀状がきっかけでした。それぞれが様々なことにチャレンジしてそれぞれの生活が輝き、エンジョイしていました。

仕事の延長線上のようなゴルフ、これは仲間が集まらないと出来ませんし、必ず諭吉が飛んで行きます。いろいろ考えて海釣り、しかもサーフフィッシングに決めたわけです(前回詳しく書いてます)。YouTubeが中心でしたが勉強しましたよ。YouTubeではヒットシーンがメインですから、簡単に釣れるように錯覚してしまっていたんです。後日、大後悔することになるのですが始める前はハードルが高いと思わなかったんですよ(笑)

私は何か始めるなら理由付けが欲しい人です。私は令和3年4月20日、63歳の誕生日をスタートの日に決めました。

早速、釣り具店に足を踏み入れました。

はじめて入る釣り具屋さんです。GW直前のセール開催中でとても活気があり、賑やかでした。

すぐさまカウンターに行き「これから釣りを始めようとする者です。お買い物のアドバイスをしていただける方をご紹介願います!」こうお話しました。笑顔で登場されたのがFさんで、この後も私の担当でいろいろアドバイスして頂く関係が続いております。当時は「チーフ」の肩書の方でした。

ℍ(私)「これからサーフフィッシングを始めようと思っています。必要な道具一式、教えてください。よろしくお願いします。」

Fチーフ「ゴルフ道具も同じですがグレードがあるんですね。ロッドもハイエンドの一本10万円からローエンドの7000円までありますし、リールも同じなんです。お客様はどのグレードで始めますか?」

H「まずはどうなるかわかりませんのでエントリーモデルで結構です。」

F「海での釣りは安全が全てに優先しますから、フローティングベストやウェーダーは必須です。では一緒に探してみましょうね。」

Fさんとのこんな会話から私の道具選びは始まったのでした。

ロッド、リール、PEライン、リーダーライン、スナップ、ルアー、フィッシングプライヤー、バッカン、フィッシンググローブ、フローティングベスト、ウェーダー等々……財布の中身とにらめっこしながら少しの不安と、ワクワクしながらのアイテム選びでした。

その間、Fさんといろいろ話をするわけです。ゴルフから釣りへの移行ということや、ゴルフではそこそこの腕前だったことや道具にこだわっていたことなど。

するとFさんは「今回は入門用のアイテムにしましたがお客さんは凝り性のようですし、エントリーモデルですとすぐに買いなおしされると思いますよ。」

H「いいえ、ゴルフも達人は筆を選ばずです。私は当分、これで充分です、きっと。」根拠のないこんな会話をしたことを覚えています。

さぁ、釣り具一式を持って帰ったわけです。自室に拡げて、ニンマリしながら眺めて、これで後戻りはできない、やるだけっす!と気合を入れました。

 

始めての試練はノットです。

リールに巻くラインはPEと言って飛距離を出すために細く強いものです。そのPEラインとフロロカーボン製のリーダーラインを結束します。それがノットと言われるもので結束方法は何種類かあります。

YouTube見ながら何回かやってみて、ぎゅっと引っ張って最終確認するんですがそのたびに切れたり、ほどけたり全然ダメでした。やっと出来た!といよいよサーフデビュー戦、一投目!結束がほどけてルアーだけ飛んで行ったのは絶対に忘れられません。

帰宅してまたノットを編み込むわけです。次行ってまたルアーだけ飛んで行くわけです。Fさんから「まずはこの三個のルアーがあれば充分ですね。」そう言われたルアーはわずか二回の釣行で全てロストしてしまうことになりました。ゴルフボールはOBや池ポチャで失くしますが一個700円位です。ルアーは倍です!ショック大です(´;ω;`)ウゥゥ

道具に頼ることにしました。FGノットアシストという武器を手に入れました。何とか強い結束ができるようになりました。

海の様々な変化を見て、そして全身で感じます

海を見る、サーフを知る。

海は広いな大きいな♬そうです、あの広大な海から一匹の魚を釣り上げるロマンがサーフフィッシングです。大袈裟に言えば、あの海の大きさとわずか10㎝のルアーの織り成す夢あるドラマがサーフでの釣りなのです。

海は広いは分かりますよね。では海は平でしょうか?私は平だと思ってました。平に見えるうちは何回行っても釣れないでしょうね。

私は二年目の9月にサーフフィッシングスクールを受講しました。それまで本当に釣れませんでしたがそれ以降は全然違う結果になりました。ゴルフの世界も100を切る壁、90を切る壁、そして80を切るシングルの壁があります。私はゴルフで言えば100叩きのレベルからスクールを経て、やっと100を切るレベルになったとちょっとだけ自信を持ったのを覚えています。

学んだのは以下のポイントでした。

海には起伏があって流れがあって、地形があります。そしてその地形は日々変化します。一週間も見に行かなければ全く違うサーフになることもあります。ヨブと言われる海底の起伏、沖に向かう離岸流、岸に向かう流れ、岸に沿って横に流れるものと三つの流れがあります。砂浜を見て、海面を見て、どこが深く掘れていて、どこが払い出しか見えるようになるまで「釣れません」ね。たまたま「釣れた」はあると思います。「狙って、狙った通り、釣った!」このレベルにならないと安定した釣果は望めませんね。

ルアーは疑似餌です。ちょっと専門的な話になりますがターゲットのヒラメやマゴチの捕食行動が分からないと釣りにならないのです。この時期は何を食べているか?そしてそれは海のどこにどのようにいるか?エサになる小魚をベイトと言います。ベイトの状況が分からなければダメですね。ベイトもまたエサを求めています。食物連鎖の小世界が大海原で繰り広げられているのです。

ですから広い海と言っても、狙い撃ちはピンポイントです。そう見える時は必ず釣れますが、広い海と小さなルアーの関係で見てる日は全く釣れません。実に摩訶不思議な魅力的な世界です。

私は三年目の今年、年間19枚のヒラメを釣り上げてます。マゴチは100匹超です。やっとカレントが見えるようになったようです。だから釣れるようになった!そう思っています。

 

熱くなって思ってた以上に長文になってしまいました。

ごめんなさい!

もっと詳しい【ファーストフィッシュとの出会い】は次回ね!

4th 63歳でサーフフィッシングを始めた理由

たしか令和3年の新年を迎えた時だったと思います。

「4月に63歳になる、今年から今までの生活を見直して、仕事引退後の準備をそろそろ始めようか」

友人達から届いた賀状を見ながら、それぞれのセカンドステージを楽しむ姿に触れて、私もそ・ろ・そ・ろ……かな?そんなことが頭をよぎった時をはっきり覚えてます。

それまで休日と言えばゴルフ一辺倒。何年も最低週一、年間ラウンドは60を余裕で超えて、最高は年間100ラウンド以上でした。仕事関係もプライベートもゴルフが交友関係を作るのにとても効果的でした。

私は46歳で仙台にUターンし、そのタイミングでゴルフに集中しました。3年でシングルになるほど熱中しました。県内3か所のゴルフ倶楽部の会員権を持ち、俱楽部選手権にも出場するアスリート系ゴルファーで、ハンデキャップは7.2が最高でした。50歳から13年間、シングルをキープしてました。正確に言えば釣りを始める前まではシングルプレーヤーでした。

そんなゴルフ◎鹿な私が、なぜ釣りを始めたのか?

サーフが遊び場です

なぜ、釣りだったのか?

まず考えたのが「一旦、道具を用意してしまえばあとはお金がかからない。」引退後の遊びですから当然、経済的な事情があるわけです。ゴルフから切り替えは①一人でも遊べる②行くたびにお財布が痛まないの二点でした。さらに欲張りを言えば、食べることが大好きだし、時々、食材のお土産を持って帰れるのがいいな!

すると山か、海だったんですよ。山菜、キノコ大好きだし、魚にも目がないんです。次に私の苦手なものが出てきます。「蜂、虻、蚊のような虫、そして雷」です(もちろん今も絶対ダメ)。そうすると消去法で残ったのが海だったわけです。

釣りを始めよう!そう決めてから釣りをいろいろ調べたわけです。渓流から川・河口、海も船釣、岩礁、砂浜、堤防……驚くほどたくさんあるんですね。

どうしてサーフフィッシングだったのか?

これは立地ですね。地の利が一番でした。少年時代、近くの川や沼で鮒やザリガニと遊んだだけの私が選んだのはサーフからのルアーフィッシングでした。クルマで20~30分でフィールドに行ける便利さと、砂浜で足腰が鍛えられるに違いないと考えたものでした。後から大間違いと気づきますが、あまり難しいものではなく敷居が低く感じたのも決め手でした。道具が揃ったらお金が掛からないとか、比較的簡単な釣り…大変な誤解だと後々痛いほど知るわけです笑。

サーフフィッシングはルアーという疑似餌を投げての釣法で、ターゲットはヒラメ、マゴチでフラットフィッシュと言われるもので、運が良ければシーバスが釣れます。黙々とそして延々と歩き、ルアーを投げ続ける釣りです。春から晩秋まで長く楽しめる遊びです。

私は4月産まれですから63歳になって始めた遊びだったのです。

そうそう、今、思い出しました!

YouTubeでいろいろ見て調べました。ナル男さんのチャンネルは良く見ました。

これは面白そうだ、やってみよう!

私のモチベーションはそうして点火したのでした。

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次号からの予告

5th サーフフィッシングを始めたよ

6th 最初の一匹が釣れるようになるまで

7th 達人との出会いとサーフでゴミを拾う若者達の存在

8th 令和5年1月から追波川でサクラマスを始めました

9th 令和5年釣りの目標を設定、パーフェクト達成!

10th 令和5年度メモリアルフィッシュ

 

10thまで釣りシリーズとして年内中にお届し、来年は音楽編、油絵編、断捨離日記など企画中です。

末永くお付き合い頂ければ幸いです。

 

 

 

3rd 人生は「日の出から日の入」あなたはどの辺り?

人生は一回きりの「日の出から日の入まで」とすると、あなたは今、どの辺りですか?

分かりやすく9時~15時で考えてみてください。

 

生命・可能性がスタートした午前の早い時間帯。

最も日差しの強い・生きるエネルギーMAXのお昼の時間帯。

ややピークを過ぎた充実の13時~14時あたり。

そして日がゆっくりと落ち行く最後の14時半~15時。

65過ぎて、まだお昼くらいかな?って元気な人もいれば、

まだ若いのにピークは過ぎたわって人もいます。

人それぞれ、正解なんてありません。

が,,,,,,。

日の出

かつてある女子高校で講演をした時に同じ質問をしたことがありました。

目の前の生徒が「13時半!」と元気に即答でした。

17歳ですよ。

聞けば「もう女子としては終わり。もう若い子には敵わないわ。」

教室中に拍手喝采!愕然とした記憶が蘇ります。

 

今回のメッセージは生命力のエネルギーを高くキープせよ!です。

どの人生も一度きり。

その人生の主役は本人、ただ一人。

同じ人生はどこにもありません。

教科書はあっても正解はありません。

紆余曲折、予測不能は当たり前。

挫折、失敗も当たり前。

やり直しは出来ないか?いいえ、諦めなければ何度でも出来ます。

但し、時間だけは戻すことが出来ません。

そしてそのストーリーはいつか必ずTHE ENDします。

だからこそ、マイストーリーをオンリーストーリーとして充実したものにしませんか?

今回はそのための心構え編です。

その秘訣はいろいろあるでしょうが私は生命力のエネルギーを高くキープすることだと思うのです。

そのために大事なことを列挙します。

(ここは人それぞれでモチベーションの源は個性です。それこそご本人にしか分からないことです。)

1)世のため、社会のため、地球のため

2)愛する人のため、家族のため

3)自分の夢・成し遂げたいことのため

だいたいこの3つに分類されそうです。

自分、自分以外、それらを取り巻く世界です。

3が手っ取り早いのですが3だけだと挫折に弱く長続きしないことがあります。

2がセットされるとトルクが増します。

1が加われば揺るぎない核になります。

生命力のエネルギーを高くキープせよ!そのルーティンが上記のようなものではないかと考えております。

 

現在私は65歳です。

年齢にもよりますが徐々に3の要素が薄くなります。段々と1,2が出てきます。

実はこれが老化ではないかと考えるようになってきました。

改めて生命力のエネルギーの源は自分軸が基本だと思います。

 

そして陽が沈みます。

明けない夜はない、と言います。

苦しい時や暗中に入ってしまい出口が見えない時に灯りになるメッセージです。

しかし一度きりの命はいつか消えて幕を閉じます。

‣・・・・・・・・・・・・・・・・

私が産れた時は、皆が笑って自分は泣いた。

私が死ぬ時は、私が笑って皆が泣くような人生を送ろう!

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

自己紹介のような3回を終え、次回からは、いよいよ趣味シリーズがスタートします。

2nd 目的ー目標ー手段【学習の仕方を「学習」する】

勉強でも仕事でも、趣味の世界も同じです。

今回は上達のコツのような話をします。

 

キーワードは「目的ー手段、最適手段の選択と実行」ってところかな?

ではスタートします!

 

努力してもなかなか結果が出せない、上達しない人っていますよね。

一方でさほど努力をしてるようにも見えず、たいして時間もかけてないのにメキメキ頭角を現す人もいますよね。

もちろん、センスや資質ってもの重要だと思いますし、それは否定はしませんが、それ以上に大事なことは「学習の仕方」「努力の仕方」を知っているか否かだと私は思うのです。

義務教育時代の宿題が良い例です。新しい漢字や単語を覚えるために先生は10回ずつ書かせる変な宿題を出してませんでしたか?アレです、あれが元凶です。

つまり目的は「新しい漢字や単語を覚えるため」です。手段は「10回書く」です。ここで検証です。手段を行えば目的は達成できるでしょうか?あるいは最適な手段でしょうか?

私は3回で覚えられた漢字もあれば20回書かなければ覚えられないものもありました。ですから10回ずつ書く宿題に反して、3回しか書かないものもあれば15回20回書くものもありました。

きちんと先生の言うとおりに10回書く生徒がテストの点数が良いのでしょうか?私の周りではそうではありませんでした。絶対に覚えるという目的を見失わず、そのための最適手段を徹底する人が結果を出していたと記憶しております。

実はこの話はビジネスでも全く同じです。営業職も企画職もミッション実現のための最適手段を見つけられればOKです。業種業界によって多少の違いはあるものの基本的には同じだと考えてます。ではその最適手段はどこにあって、どうやって見つけるのか?

簡単です。成果を安定的に出している人はそれを持ってます。ノウハウとも言えます。むやみやたらと非効率なことを黙々やっている人に達人はほとんどいません。むしろ逆です。涼しい顔して最短ルートを駆け抜けています。その達人のやっていることを真似ることです。達人はヒントはくれても核心部分は簡単に教えてくれません。

趣味に世界の話で恐縮ですが私はルアーでヒラメを釣っています。この世界の達人にコツを聞けば「投げてただ巻いているだけですよ」と返ってきます。下手な私だって投げてただ巻いているんです。それでもその結果の違いは何か?ここがポイントなのです。

トップセールスもうだつの上がらない営業マンも一見やってることは同じに見えるものです。でも結果が天と地ほど違う。こういう話はザラで、どの世界にもあるものです。

私がこれをブログの最初のテーマにしたのはこのチャンネルの読者の皆さんに効率よく目的目標達成して充実した人生を送って欲しいからです。

手段には時間のかかるものもあればすぐにできるものもあります。そして目標が高いほど手段は複合的です。同時進行しながらトルネードのように目的へと通じることが多いです。メジャーリーグで活躍する大谷選手のマンダラチャートは必見の価値があります。

目的目標は高いほど魅力的ですが難易度も上がります。容易なことでは実現しません。信念を持ち複合的な最適手段を継続する力、目標実現したら次の目標を新たに設定する力、そして揺るぎない信念が必須です。

実はそれが出来る人が天才と呼ばれる一握りの人なんですね。

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1st さぁ、ブログを始めよう!

晴れたら釣りに行き、雨が降ればインドアの趣味を楽しむ【晴釣雨学】。

こんな贅沢な生活が始まって間もなく初めての年が終わろうとしています。

 

昨日、私をよく知る知人で、Xのフォローワーさんにこう言われました。

「ヘミンさんは言葉は熱く、文章は温かいからブログ書いてみたら?明日は何かを始めるには、とても良い日よ。」

 

数か月前にGOPROを買って、来年には【悠々自適な晴釣雨学】をお届するYouTubeデビューかなって思っていたんだけど、昨日のその言葉が妙に心深く沁みて、少しうれしくてね。私は決してモノ書きは得意なわけではないんですが、いろいろ綴ってみることにした訳です(今日は雨だし)。

 

【改めまして、みなさま、よろしくお願いいたします。】

 

本ブログの主たるテーマは定年後の充実した生き方探しかな?

人と社会を愛する、これをベースに置いてね、

①まず自分が好きなことをする

②そして世のため人のためになることをする

③そのプロセスで関わった人達がよりハッピーになれば最高だと思ってます。

 

私は既に現役ではないので経済的な制限はあるものの、時間の量で挽回して結果を出すよう努力します。(例えば釣りの世界では私はまだ三年目の初心者なんです。テクニックも理論も経験も圧倒的に足りません。でも釣りに行ける時間は達人たちには負けません。そうして負けない釣果を上げてます。)

またこれまで生きてきて人並程度の様々な経験もしてきました。人間関係、人としての物ごとの見方、考え方や問題解決の方向などビジネスにも通じるものがあると思いますのでそういうものをお届けできればと考えております。

 

実は65歳ってとても微妙な年齢です。

体力も知力も熱量も見映えも(魅力も?)とても個人差が大きいです。ではその差は一体どこから来るのでしょうか?これまでの蓄積・経験・キャリアと、現在の生きる姿勢、そしてこれからの目的・目標の持ちようではないでしょうか?

前者は取ってしまった通信簿ですから変えようがありませんね。

今を努力してさ、後者はいか様にも変えられると思うわけです。ということは、それ次第で65歳からの生き方が変えられる可能性があるということです。

実はこれは自分自身に贈るエールでもあります。

 

平均寿命は85歳で、健康寿命は10年前の75歳と言われております。

すると65歳というのは健康寿命終了まであとわずか10年しかありません。10年なんてあっという間ですよね。その10年を充実して生きることが健康で生きられる時間を13年に15年に20年に延ばす秘訣のように思えてなりません。

どんなブログになるか想像もつきませんがあまり力まず急がず、ただトルクの強いメッセージをお届けできればと思います。

見守って頂ければ幸いです。

 

わが家の愛犬たちです。左の子は今年旅立ちました。