プラチナエイジの晴釣雨学

65歳からの充実ライフを共創する情報発信チャンネル

5th サーフフィッシング、始めたよ 

はじめに

とても嬉しいことに実に多くの方々の目に触れているようです。

数多くのブログの中から私の拙文にアプローチ頂きましたこと、改めて御礼もうしあげます。今後もゆるりと更新して参りますので、引き続きよろしくお願いいたします。

さて5回目は釣り初心者がサーフフィッシングをスタートするあたりを綴ります。

予定しておりました「はじめての一匹」は6回目にしますね。

こんなロマンチックなところが遊び場です

サーフフィッシングを始めるイロハ

4回目でも軽く触れてますが、ビジネス引退後の充実のために何か新しいことを始めよう!そう決めたのは令和3年の頂いた年賀状がきっかけでした。それぞれが様々なことにチャレンジしてそれぞれの生活が輝き、エンジョイしていました。

仕事の延長線上のようなゴルフ、これは仲間が集まらないと出来ませんし、必ず諭吉が飛んで行きます。いろいろ考えて海釣り、しかもサーフフィッシングに決めたわけです(前回詳しく書いてます)。YouTubeが中心でしたが勉強しましたよ。YouTubeではヒットシーンがメインですから、簡単に釣れるように錯覚してしまっていたんです。後日、大後悔することになるのですが始める前はハードルが高いと思わなかったんですよ(笑)

私は何か始めるなら理由付けが欲しい人です。私は令和3年4月20日、63歳の誕生日をスタートの日に決めました。

早速、釣り具店に足を踏み入れました。

はじめて入る釣り具屋さんです。GW直前のセール開催中でとても活気があり、賑やかでした。

すぐさまカウンターに行き「これから釣りを始めようとする者です。お買い物のアドバイスをしていただける方をご紹介願います!」こうお話しました。笑顔で登場されたのがFさんで、この後も私の担当でいろいろアドバイスして頂く関係が続いております。当時は「チーフ」の肩書の方でした。

ℍ(私)「これからサーフフィッシングを始めようと思っています。必要な道具一式、教えてください。よろしくお願いします。」

Fチーフ「ゴルフ道具も同じですがグレードがあるんですね。ロッドもハイエンドの一本10万円からローエンドの7000円までありますし、リールも同じなんです。お客様はどのグレードで始めますか?」

H「まずはどうなるかわかりませんのでエントリーモデルで結構です。」

F「海での釣りは安全が全てに優先しますから、フローティングベストやウェーダーは必須です。では一緒に探してみましょうね。」

Fさんとのこんな会話から私の道具選びは始まったのでした。

ロッド、リール、PEライン、リーダーライン、スナップ、ルアー、フィッシングプライヤー、バッカン、フィッシンググローブ、フローティングベスト、ウェーダー等々……財布の中身とにらめっこしながら少しの不安と、ワクワクしながらのアイテム選びでした。

その間、Fさんといろいろ話をするわけです。ゴルフから釣りへの移行ということや、ゴルフではそこそこの腕前だったことや道具にこだわっていたことなど。

するとFさんは「今回は入門用のアイテムにしましたがお客さんは凝り性のようですし、エントリーモデルですとすぐに買いなおしされると思いますよ。」

H「いいえ、ゴルフも達人は筆を選ばずです。私は当分、これで充分です、きっと。」根拠のないこんな会話をしたことを覚えています。

さぁ、釣り具一式を持って帰ったわけです。自室に拡げて、ニンマリしながら眺めて、これで後戻りはできない、やるだけっす!と気合を入れました。

 

始めての試練はノットです。

リールに巻くラインはPEと言って飛距離を出すために細く強いものです。そのPEラインとフロロカーボン製のリーダーラインを結束します。それがノットと言われるもので結束方法は何種類かあります。

YouTube見ながら何回かやってみて、ぎゅっと引っ張って最終確認するんですがそのたびに切れたり、ほどけたり全然ダメでした。やっと出来た!といよいよサーフデビュー戦、一投目!結束がほどけてルアーだけ飛んで行ったのは絶対に忘れられません。

帰宅してまたノットを編み込むわけです。次行ってまたルアーだけ飛んで行くわけです。Fさんから「まずはこの三個のルアーがあれば充分ですね。」そう言われたルアーはわずか二回の釣行で全てロストしてしまうことになりました。ゴルフボールはOBや池ポチャで失くしますが一個700円位です。ルアーは倍です!ショック大です(´;ω;`)ウゥゥ

道具に頼ることにしました。FGノットアシストという武器を手に入れました。何とか強い結束ができるようになりました。

海の様々な変化を見て、そして全身で感じます

海を見る、サーフを知る。

海は広いな大きいな♬そうです、あの広大な海から一匹の魚を釣り上げるロマンがサーフフィッシングです。大袈裟に言えば、あの海の大きさとわずか10㎝のルアーの織り成す夢あるドラマがサーフでの釣りなのです。

海は広いは分かりますよね。では海は平でしょうか?私は平だと思ってました。平に見えるうちは何回行っても釣れないでしょうね。

私は二年目の9月にサーフフィッシングスクールを受講しました。それまで本当に釣れませんでしたがそれ以降は全然違う結果になりました。ゴルフの世界も100を切る壁、90を切る壁、そして80を切るシングルの壁があります。私はゴルフで言えば100叩きのレベルからスクールを経て、やっと100を切るレベルになったとちょっとだけ自信を持ったのを覚えています。

学んだのは以下のポイントでした。

海には起伏があって流れがあって、地形があります。そしてその地形は日々変化します。一週間も見に行かなければ全く違うサーフになることもあります。ヨブと言われる海底の起伏、沖に向かう離岸流、岸に向かう流れ、岸に沿って横に流れるものと三つの流れがあります。砂浜を見て、海面を見て、どこが深く掘れていて、どこが払い出しか見えるようになるまで「釣れません」ね。たまたま「釣れた」はあると思います。「狙って、狙った通り、釣った!」このレベルにならないと安定した釣果は望めませんね。

ルアーは疑似餌です。ちょっと専門的な話になりますがターゲットのヒラメやマゴチの捕食行動が分からないと釣りにならないのです。この時期は何を食べているか?そしてそれは海のどこにどのようにいるか?エサになる小魚をベイトと言います。ベイトの状況が分からなければダメですね。ベイトもまたエサを求めています。食物連鎖の小世界が大海原で繰り広げられているのです。

ですから広い海と言っても、狙い撃ちはピンポイントです。そう見える時は必ず釣れますが、広い海と小さなルアーの関係で見てる日は全く釣れません。実に摩訶不思議な魅力的な世界です。

私は三年目の今年、年間19枚のヒラメを釣り上げてます。マゴチは100匹超です。やっとカレントが見えるようになったようです。だから釣れるようになった!そう思っています。

 

熱くなって思ってた以上に長文になってしまいました。

ごめんなさい!

もっと詳しい【ファーストフィッシュとの出会い】は次回ね!