プラチナエイジの晴釣雨学

65歳からの充実ライフを共創する情報発信チャンネル

12th 2023の総括とメモリアルフィッシュ

ブログタイトルを【プラチナエイジの晴釣雨学】に変更しました。シルバーって渋いんですけど、なんか二番手のイメージですよね。ピークアウトでなく、これからも一層、輝きを増したいんですよ!だからプラチナ。このプラチナの石言葉は「多感な心」「永遠」だそうです。永遠に輝き続けるとの希望を込め、また様々な世代への刺激のひとつになればと自分自身にエールを送ります。引き続きよろしくお願いいたします。

さてこのブログも数えること12回目の投稿となりました。今週はクリスマスウィーク(私的にはM1ウィークですが(笑)、今年も残すところあと10日です。日めくりカレンダーの残り枚数が数少なくなって年の暮を感じさせます。私もそろそろ2023年度 晴釣の総括をしようと思います。そして今年、私の所に来てくれた忘れられない魚達に感謝を込めてここに記しておきます。

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1、2023年目標設定とメモリアルフィッシュ

過去回で綴っております通り、2023シーズンの冒頭に年度目標をこの3項目にしました。

サクラマス一本②マーゴン三本③小座布団ヒラメGET

今、改めて見てみましてもかなりハードルが高い目標にしたもんです。特に①はデビュー戦ですしフィールドの知識も無い状況で、これは希望としては立派ですが目標としてはどうなんでしょうね。②は通えば獲れると思ってました。ここ宮城のサーフはことマゴチだけは日本一と言われています。数も型も最高でここがメッカらしいです。③はかなり運任せですね。私の釣り仲間はサイズは選べませんが口ぐせですから。60㎝以上の大型ヒラメを通称、小座布団と言いますがこれまでの自己記録は53㎝ですから、これも気合の目標でしたね。

前回までの3回でサクラマスのことは語りつくしました。しつこいようですがメモリアルフィッシュですのでここでもう一度ご披露させて頂きます(笑)

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サクラマスのシーズンを見事クリアして5月から春ヒラメを追ってサーフに向かったわけですが、私の春シーズンにヒラメを見ることは出来ませんでした。宮城県全体でもかなり厳しかったようでまさに不漁と言われてました。

サーフの初物は5月19日のマゴチでした。翌20日には4本釣ってます。マゴチシーズンが本格的に開幕したのはこの辺りだったんですね。でも大型が全く釣れませんでした。50㎝以下のリリースサイズばかりで、なんか今シーズンはおかしい?と思いながらロッドを振っていました。

6月は企業戦士退任の影響で全く余裕のない状態で、ほとんど釣りが出来ませんでした。Xも見る時間がなく大きな変化の中で、眠れぬ日が続き初めて心療内科の門をたたいたほどです。7月半ばまでそういう状態が続き、この時は明けない夜はない、と自分に言い聞かせてました。組織人は辞め方と辞めるタイミングが本当に難しいんですね。

本格的にサーフに入り始めたのは7月の中旬からでした。今、思い出しますと毎日でも海に行けると思うとかえって行かなくなるような状況だったのかも知れませんし、前述のダメージが残っていたのかもね、体重が7㎏落ちました(笑)

今年の夏は暑かった!ですが梅雨明けした真夏のサーフで命の水がなくなる迄、遊んでいたものです。おかげで駐車場に着く頃にはフラフラってこともありました。

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10本以上の爆釣をつ抜けと言いますが今シーズンは2度でした。2回目は11匹でシーズン終盤の9月22日のことでした(下の写真)。昨年はマゴチが釣れた最終日が9月15日でしたから、今年の9月下旬のつ抜けは異常と言えます。さらに驚きですが、サーフの達人はなんと12月10日に仙南で仕留めてますから今年の夏がいかに高温だったのか、そして海水温が高かったのかが推測されます。

マゴチは60㎝以上の大型をマーゴンと言いますが今年は62㎝を頭に計4本上げることが出来ました。これも目標達成ですが達成感も感慨もないのは何故でしょうか?贅沢な話ですが、多分、全く苦労しなかったからだと思います。改めて宮城県のサーフのポテンシャルの高さを感じるものです。
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今年の最初のヒラメは、なんと9月26日でした。春には一枚も釣れず、正直焦りました。小座布団ヒラメを釣りたい!本気で狙いに行きました。達人が大きなヒントをくれたんです。「ヘミンさん、大型が釣れた所には必ずあと何枚かいるもんです。その情報をどれだけ早く持てるかが重要ですよ」はっきり言って目から鱗でした。

それからはやることは一つ、Xやインスタの釣果を徹底的にチェックして大型が釣れたと知ったら速攻でそこに行く作戦、名付けて「柳の下のヒラメ大作戦」をとりました。

DUOの大会は私は不参加でしたがその上位入賞者の多くがある場所に集中していたんですね。その後もそこではコンスタントに良型が上がっていました。ワンチャンあるならそこか?さらに言えば私がホームと自負しておりました仙南サーフが全く釣れず、皆さんが苦労してました。丁度その頃、サーフ仲間のYさんが平日が休日ということもあって行動を共にすることが多かったのです。彼もサーフ三年目で、また目黒門下生と共通点も多く、ロッドもリールも同じという偶然も重なってました。その彼が電動キックボードを買ったんです。あるエリアでは今年からクルマの立入りが禁止になりポイントまで歩いて行くには至難でした。目黒プロも電動キックボードは釣具と言うほどでした。それを武器にエリアが画期的に広くなりどんどん釣果を上げるようになったのです。ならば私も!と早速アマゾンでポチッとしました。

電動キックボードに不慣れで三回目の釣行時、午前3時真っ暗な所ですってん転びました。激痛で立ち上がれず、見上げた夜空の満天の星は忘れられません。背中のロッドスタンドが当たり激痛でロキソニン入り湿布を張って治しました。

10月23日も午前3時に駐車場に到着しました。急ぎ支度してハッっと気づきました。あろうことかロッドを忘れて来たんです。自宅まで戻って往復一時間のロスでした。急ぎ電動キックボードでポイントに向かい空いてるところでキャスト開始。なんと二投目、超手前の波打ち際すれすれで強烈なバイト。上がって来たのが50㎝アップのヒラメ。幸先良いねと思っていたら、次も速攻で50㎝あるなしのヒラメ!明るくなって他を見たらビックリ!なんとその日は複数枚の小座布団が釣れたようです。私も自己新の4枚+鰈でした。この日ほど一時間のロスを悔やんだことはありませんでした。そこで達人のあの教え「柳の下のヒラメ大作戦」の本気の出番です。

翌10月24日も午前3時に駐車場に到着しました。今日こそ!小座布団を上げたい!前日の釣果報告を達人にした時に「今、最も小座布団に近い漢」と言われたことを自信に鼻息荒く向かって行ったのでした。暗いうちに早速、50㎝を釣り上げ、この日も複数安打を狙って撃ち続けてました。太陽が出る頃、サリュー22gの限定色を投げていたら!ガンっ!かなり強いバイトで重くてなかなか寄らない!これは!ついに!来たか!波打ち際の攻防で少しハラハラしながら引っ張り出したのが66㎝の自己新・小座布団!この瞬間はサクラマスの時の感動とは違って驚きでした。その直後に、2023年間目標パーフェクト達成の感動でした。デカいヒラメを釣り上げたら、そこから先は一生懸命ロッドを振らなくなるもんなんですね。達成感というかゴールを切った感でぼぉーっと海を眺めていました。

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三枚のメモリアルフィッシュのPHOTOですが、こうして見ると全て仲間に撮ってもらったんですね。本当にありがたいことです。

2、来期の目標

2024シリーズですが、まず健康に留意しながら、ケガなく過ごしたいです。そして忘れ物をしない、モノを失くさないことです。GOPROを買いましたがまだまだ使い慣れてません。Xでヒットシーンを投稿するのが精一杯ですから、来年はYouTubeにもチャレンジしてみたいものです。

そして大事なことは来年はバラしを極力減らしたいです。今年もデカい魚をバラし小さい魚が獲れることが多かったです。フックを全て見直し、ノットの完成度を高めるところから始めます。

さて具体的な目標ですがサクラマス一本絶対死守!②小座布団以上一枚!とします。

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来年もよろしくお願いいたします。